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未来へ進むために ES1
唐澤富太郎(からさわ・とみたろう)は明治44(1911)年、新潟の出雲崎に生まれている。

生来、探求心が旺盛で、学業・操行ともに優秀だった富太郎は、小学生時代すでに「将来は必ず博士になる」と志を抱いていた。

その後14歳で上京し、師範学校で研究に没頭。

更に学位論文で中世仏教教育を研究したことで仏教観が身体に沁みこみ、その後の研究姿勢に大きな影響を与えている。


唐の禅僧・百丈懐海の言葉「一日不作一日不食」(一日作(な)さざれば一日食らわず)を自ら揮毫(きごう)し、仕事部屋に掲げ、研究に没頭していた。

給料はすべて研究に費やし、貧しかったためスーツは一着だけ、破れるまで新しいものは買わないほどの徹底ぶりだった。

また、研究生活には盆も正月もなく、いつも「引っかかったら鬼だぞ」と言って仕事場に籠(こも)っていた。

取り掛かったら一心不乱、研究に専念する。

まさに、自他ともに認める「研究の鬼」であった。


戦後、日本教育史に携わるようになった富太郎は、昭和30年から31年にかけて『教師の歴史』『学生の歴史』『教科書の歴史』の近代教育史3部作を出版し、脚光を浴びる。

その後、世界の教科書に目を向け、54か国の教科書を収集し、昭和36年『世界の道徳教育』を発刊する。

この本が世界から注目され、翌年ユネスコの招へいに応じてドイツで講演を行っている。

その折に欧米16か国の教育現状を視察し、最後に辿り着いたボストン美術館で衝撃を受ける。


そこで日本庭園を背景に展示されていたのは、江戸期の浮世絵や調度品だった。

西洋にはない日本独自の美の素晴らしさを再認識する。

同時に、日本の文化財が海外に流出し注目を集めているにもかかわらず、当の日本人が日本のよさをあまり理解していない愚かさに憤りを覚える。


次に続く!


図説 近代百年の教育
図説 近代百年の教育唐澤 富太郎

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■住まい:神奈川県
■半世紀を過ぎた人生を振り返り、4人の息子に囲まれながら第二の人生を歩んでいます。

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