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自分自身の心を読む
佐藤一斎が半生を懸けて著(あらわ)した『言志四録』に次の一節がある

経書(けいしょ)を読むは、即ち我が心を読むなり


書物を読む時は、その内容を単に知識として詰め込むのではなく、自分自身の心を読む姿勢がなければならない。

学びの本をどんなに深く読みたいと願っても、まずは自分の身の丈でしか読むことはできない。

その時点における自分の人生経験や心の豊かさに応じたものしか、受け取れはしないのです。


ある書物を師とするならば、その対象に敬意をもって接し、全身全霊を込めて当たらなければ何も気づかせてはもらえない。

書物を通じて自分自身を読み、また一歩でも高めようとする姿勢がなければ、本当に生きた読書や学問にはならないということです。

だから読んだことをその後どう現実に生かすかと悩む前に、まずは読む時の姿勢こそが問われている。

この姿勢が決まれば、自分の生き方と直結させて読みを煮詰めることができる。

煮詰めた読みは、やがて自分自身を見つめて今後の方向を見定めるという、貴重な時間に繋がる。

ただ万全と読書にふける、学問に勤しむだけでは師に巡り合うこともなく、時が過ぎる人生に翻弄される。

自分の身の丈から始めた読書であっても、いつかは身の丈の倍の読書となり、人生の目的意識を形にすることが必要なのです。

読むことによって何を得るかとう問題ではなく、それを目的として意識している自己の姿勢や佇(たたず)まいが読書には大切であると思うのです。



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テーマ : 文明・文化&思想
ジャンル : 学問・文化・芸術

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(非公開コメント受付中)

No title
こんにちは!

確かに一生懸命に学ぼうという心構えの時に読んだ本や
勉強というのは今でも頭の中に残っていて時々思い出してはかみしめる事がありますが、
そういう気持とは逆に適当にやり過ぎしてしまっていた時期に読んだものなどは
断片的な言葉そのものは頭に残っていても、それがどんな意味だったのか、何の関連性で
存在していたのか・・という事がうる憶えになっているものもあります。
まだまだ苦労一つ知らなかった時代にはなんとも思えなかった
歌の歌詞一つでも、その当時はまるで判らなかった意味も、
今になってようやくその語られている内容が理解出来るように
なったなどという経験を今ぼちぼちしている有様です(^^ゞ

応援凸
Re: No title
ぴーちさん、こんばんは ♪

いつもコメント有難うございます。

> こんにちは!
>
> 確かに一生懸命に学ぼうという心構えの時に読んだ本や
> 勉強というのは今でも頭の中に残っていて時々思い出してはかみしめる事がありますが、
> そういう気持とは逆に適当にやり過ぎしてしまっていた時期に読んだものなどは
> 断片的な言葉そのものは頭に残っていても、それがどんな意味だったのか、何の関連性で
> 存在していたのか・・という事がうる憶えになっているものもあります。
> まだまだ苦労一つ知らなかった時代にはなんとも思えなかった
> 歌の歌詞一つでも、その当時はまるで判らなかった意味も、
> 今になってようやくその語られている内容が理解出来るように
> なったなどという経験を今ぼちぼちしている有様です(^^ゞ

確かに経験は何事にも勝る学びだと思います。
今日何を学ぶかは、現時点の心で考え行動することで、次の一歩につながる。
考え見つけることに集中し過ぎても得るものはなく、方向の定まらない迷路に
迷い込む。
立志を実践し、受け身ではない人生を歩むことを願うばかりです。

ではまた、お伺いいたします!!

>
> 応援凸
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Author:ニック
■ニックネーム:人生の彷徨人
■住まい:神奈川県
■半世紀を過ぎた人生を振り返り、4人の息子に囲まれながら第二の人生を歩んでいます。

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