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人生の成功とは ES1
以前、アメリカ建国の父の一人と称えられているベンジャミン・フランタリンの「十三の徳目」をお伝えしました。 (十三の徳目の記事はこちらから)

今回は、フランクリンの人物像にスポットを当て、人生の綴ってみました。


彼の『自伝』には、「十三の徳目」の実践法が細かに記されています。

彼はまずこれらの徳目を習慣化するために手帳に表をつくり、各徳目についての達成度を厳格に点検していくのです。

例えば、最初の週は一番目の徳目の「節制」に意識を集中させ、節制に関することは、どんな些細な失敗も目を光らせる。

夕方に1日の過ちを黒点で記録する、というものでした。

1週間で節制に黒点がなければこの徳目は達成。

それを確認した上で、次の週は二つ目の「沈黙」の徳目に移る。

若き日のフランクリンは、このようにして「十三の徳目」を次々に実践していったようです。


全部を一度にやるよりは、まずは特定の徳目に注意を集中させ、それを一つずつ広げるのが効果的だという、いかにも合理主義者らしい彼の考え方がそこにはあります。

フランクリンという人物はそれだけ真面目な人格者だったかというと、そうとは言い切れない逸話もたくさん残しています。


若くして事業で成功を収めた彼は、議論で相手を威圧したり不遜(ふそん)な態度を取る鼻持ちならぬところがあったようです。

また「抑えがたい性欲に駆られて娼婦と関係を持ったが、悪い病気はもらわなかった」などと、性体験のありのままを綴っています。

節制を説きながら、晩年には痛風に苦しんでいたともいわれています。


このように見てくると、フランクリンは一部で評されるようなガチガチの「道学者」などではなく、弱さや人間くささを兼ね備えていました。

「十三の徳目」は、そういう自らへの戒めの意味もあったようです。

高尚な目標を掲げながら、現実の自分とのギャップに苦しみ、それでも向上心を燃やし続ける姿に、親しみと魅力を感じる人も多いという。


フランクリンの生き方や思想は明治維新後の日本にいち早く伝わり、人々に影響を与えている。

西欧列強に追いつこうとした日本が西欧の立志伝中の人物にその範を求めたこともあり、加えて、徳目が日本の伝統的な勤勉や倹約、中庸の精神に合致していたことも広まった理由だった。

例えば明治天皇のお后(きさき)である昭憲皇太后はフラソクリンの徳目のうち「純潔」を除く十二を「弗蘭克林(フランクリン)十二徳の歌」としてアレンジしている。


当時、最も重視された「勤勉」に関する一文は、次のような和歌になっている。

「みがかずば玉の光は出でざらん 人の心もかくこそあるらし」

自らの即物的な忠告が、このような優雅な歌に生まれ変わった。

この歌は後に華族女学校(現在の学習院女子大学)の校歌に盛り込まれることになります。


次に続く!



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テーマ : 歴史上の人物
ジャンル : 学問・文化・芸術

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Re: No title
秘コメさん、おはようございます ♪

今朝の天気同様、タクヤ君はあまりぱっとしませんか?
季節の変わり目や気温の変動で疲れがどっと出たようですね!
リキ君は一安心です。

ではまた!!
No title
ベンジャミン・フランクリンの十三の徳目、興味深いです!
彼は自分自身に潜む人間臭さを知っていたからこそ、
その徳目の実践を自分に課せたのでしょうね。
そうやって手帳に書いてまで自分のことを細かく律する人は
なかなかいないだろうからやっぱり偉人なんでしょうね・・・!
勉強になります。

3support♪
Re: No title
Tomy25さん、こんばんは ♪

コメント有難うございます。

> ベンジャミン・フランクリンの十三の徳目、興味深いです!
> 彼は自分自身に潜む人間臭さを知っていたからこそ、
> その徳目の実践を自分に課せたのでしょうね。
> そうやって手帳に書いてまで自分のことを細かく律する人は
> なかなかいないだろうからやっぱり偉人なんでしょうね・・・!
> 勉強になります。

そこらへんにいる普通の男が、見る見るうちに変わっていく。
ある時何かに目覚め、そこから悟りを開いていくように成功する。
そういう人もいれば、何をやっても成功せず苦しい日々の連続を余儀なくされている
人もいる。
アメリカンドリームを求め、この十三の徳目を実践し成功した人もいるようですが、
真の意味を見出さない限り、この十三の徳目は絵に描いた餅になるようです。
>
> 3support♪

ではまた、お邪魔いたします!!
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Author:ニック
■ニックネーム:人生の彷徨人
■住まい:神奈川県
■半世紀を過ぎた人生を振り返り、4人の息子に囲まれながら第二の人生を歩んでいます。

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