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日本人の誇り ES2
神々の国 ラフカディオ・ハーンの生涯<日本編> (ランダムハウス講談社文庫)
しかし、それよりも大きかったのは生育環境だったようです。

母親は、女性には教育を与えないという当時のギリシャの習慣に従って無学でした。

しかしギリシャ神話やイオニア海の島々に伝わる口承文芸に詳しく、それを4歳のハーンと別れるまで、多く語って聞かせていた。

また、ハーンが少年時代を過ごしたアイルランドは、自然のすべてに精霊が宿ると考えるケルトの民俗宗教ドルイドが生活の基層に息づいている。

妖精 (ようせい) が活躍する民話には事欠かず、そういうものにハーンはたっぷり親しんで成長していた。

だから、汎神論 (はんしんろん) 的感性はハーンの中に染みついていて、一神教のキリスト教的規範にはどうしても馴染 (なじ) めず、それは終生変わらなかったという。

このようなハーンだったから西欧中心主義的な視点にとらわれることなく、その土地の人と同じ感性でものごとを捉えることができたようです。


アメリカではラテン系とアフリカ系の混血音楽であるクレオール音楽に関心を持ち、研究したりしている。

また、草創期のジャズの紹介にも努め、そのためにジャズ史の中にハーンの名前も出てくる。

ハーンはすべてに偏見を持たず、その良さを感じ取っていくことができた人物でした。

怪談―小泉八雲怪奇短編集 (偕成社文庫)
日本への関心はその延長線上にふくらんだものでした。

新聞社に提出した企画が認められ、取材に横浜にやってくる。

ところが、記事に挿絵をつける画家と同行するのですが、この画家が自分より給料が上だと分かり腹を立て、辞めてしまう。


ハーンは結構熱血漢で短気、しかも頑固なところがあったようです。

それまでも上司と衝突したりして、何度か新聞社や出版社を変わっている。

それでも日本に腰を落ち着け、日本人の心という素晴らしいものに出会い、また個人的には家庭という安住の場を得ることに成功している。


松江に教師の職を得て赴任したハーンは、一目でこの地が気に入る。

ハーンは松江で素晴らしい宍道 (しんじ) 湖の風景を、「Vapor tone (ベイパートーン)」と表現している。

ボーッと霞 (かすみ) がかかったような、ぼんやりとした風光、といったような意味です。


松江には故郷のギリシャやアイルランドに通じるものがあったようです。

出雲 (いずも) 地方には神話をはじめ、豊かな口承文芸が伝承されていた。

そこにはアイルランド(ケルト)民話や習俗と共通するものがあり、ハーンの興味をそそって止まなかった。


明日に続く!



今日の”ありがとう”が、明日の未来のあなたを・・・・。

このブログを最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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テーマ : 生き方
ジャンル : ライフ

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(非公開コメント受付中)

No title
おはようございます!

小泉八雲は「耳なし芳一」が有名な所ですが、彼の生い立ちまでは
全く存じておりませんでしたので、勉強させていただいました^^
ケルトと伺うと、私は「エンヤ」を思い出します(笑)
やはり昔からその土地と共に生き、暮らし、どんなものにも霊が
宿ると信じ、精霊たちや妖精の存在を身近に感じられる感性を
彼らも持ちあわせているんですね^^
色々なものを素直に吸収し、自分の経験や考え方の糧とする
ことで、独特の世界観を作り上げていく。。
素晴らしい才能の根底は、何でも見聞きし、身につけていこうとする心なんですね^^

また明日が楽しみです^^
それでは応援凸
Re: No title
ぴーちさん、こんばんは ♪

いつもコメント有難うございます。

> おはようございます!
>
> 小泉八雲は「耳なし芳一」が有名な所ですが、彼の生い立ちまでは
> 全く存じておりませんでしたので、勉強させていただいました^^
> ケルトと伺うと、私は「エンヤ」を思い出します(笑)
> やはり昔からその土地と共に生き、暮らし、どんなものにも霊が
> 宿ると信じ、精霊たちや妖精の存在を身近に感じられる感性を
> 彼らも持ちあわせているんですね^^
> 色々なものを素直に吸収し、自分の経験や考え方の糧とする
> ことで、独特の世界観を作り上げていく。。
> 素晴らしい才能の根底は、何でも見聞きし、身につけていこうとする心なんですね^^

どうしても怪談ものがイメージされますよね!
私も彼の名前からは怪談の印象が強く頭にインプットされていました。
この震災で、日本人の礼節や絆があらためて見直され、ハーンを思い出した次第です。
精霊たちや妖精の存在を身近に感じられる感性は、生まれた時の環境によって備わるようで、
これも一つの才能だと思います。
私もその世界を感じてみたいと思います。
>
> また明日が楽しみです^^
> それでは応援凸

では後ほど、お伺いいたします!!
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Author:ニック
■ニックネーム:人生の彷徨人
■住まい:神奈川県
■半世紀を過ぎた人生を振り返り、4人の息子に囲まれながら第二の人生を歩んでいます。

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