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日本人の誇り ES1
日本人小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、放浪の連続であった人生だという。

日本の美しい心を愛したギリシャ系アイルランド人である彼の人生の一部を、2回に分けて綴ってみました。


彼は母親の国ギリシャで生まれ、アイルランドに移り住みますが、母親は病気療養のためギリシャに帰り、それが彼にとっての母親との永遠の別れとなった。

父親も他の女に気持ちを移して去り、ハーンは大叔母のもとで育っている。

日本の心 (講談社学術文庫)
やがてアイルランドを出たハーンは19歳で単身アメリカに渡り、いくつかの土地を放浪、カリブ海の島にまで足跡を残している。

最初はホームレスに等しい苦難を味わうのですが、印刷や牧師の秘書を経てジャーナリストの職を得ます。


しかし、勤め先は転々と変わり、記者として取材のために日本にやってきたのが39歳。

日本に来てからも横浜、松江、熊本、神戸、東京と住居を移し、仕事は教師が中心になりますが、書くものは紀行文、エッセイ、口承文芸の再話、論文などさまざまだったようです。


このようにハーンの人生は、彷徨 (ほうこう) する魂そのものの生涯だったといえます。

そこにはハーンが生涯をかけて追い求めたものがあった。

その一心に貫く生き方が、ハーンを日本に結びつけたともいえる。


ハーンが日本に来た19世紀末は、西欧中心主義が盛んな時代で、西欧文明が最大の価値基準であり、キリスト教的モラルが最高の生活規範だった。

白人はその観点で物事を評価し、西欧的なものに近ければ認め、外れていれば劣るとし、その視点ですべてを見ていた。

西欧と異なるものをもてはやしても、それはエキゾチックなものへの好奇心といった面が多分にあったようです。

虫の音楽家 小泉八雲コレクション (ちくま文庫)

しかし、彼にはそのような視点はほとんどなかった。

その土地の人々と同じ目線で見、聞き、五感を働かして感じ取る感性があったようです。

そういう感性を得ることができたのも、彼の中に流れる血と育った環境が大きいという。

ハーンは白人ですが、母方にはギリシャの他にマルタ系やアラブの血が入っていたという説もあり、父方にはケルトやアングロサクソンの血が流れていた。

また、ハーンというのはジプシーにある姓だとのことで、そのつながりも考えられる。

ハーンは自分の中に流れる多様な血を意識していたし、受け入れ、誇りにもしていた。

それが西欧一辺倒に偏らないものの見方の基盤になっていた。


次に続く!


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■ニックネーム:人生の彷徨人
■住まい:神奈川県
■半世紀を過ぎた人生を振り返り、4人の息子に囲まれながら第二の人生を歩んでいます。

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