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やさしい心を育む
文京区でこども論語塾を始めている溝本定子さん。

その彼女が提唱する、子どもの心を育む3つの教えを綴ってみます。


まず一つ目。

子どもにとって、よき書物、よき師、よき友と出会うことも大事なのですが、一番身近にいる大人がどんな姿勢でいるかが、特に大切だという。

軸がぶれない信念を持った大人が周りにいる環境の中で育つことは、子どもにとても重要な
ことのようです。


彼女は幼い頃から「人と相対する時に、肩書や地位は全く関係なく、その人がどういう人物であるかを見なさい」と言われて育った。

相手の地位や肩書を見て媚(こ)びる必要もなければ、自分を蔑(さげす)むこともない。

これは『論語』にある「人の己を知らざるを患(うれ)へず。人を知らざるを患ふ」の言葉とも重なるという。

人に正しく評価されないことを嘆くのではなく、まず自分が相手をよく知りなさい、と。


二つ目は勉強の仕方。

彼女は身近にいた祖父に、大学の勉強で分からないところがあると、よく聞きに行ったのですが、祖父は正解を教えるのではなく「勉強の仕方」を教えた。

食事の途中でも席を立って書庫まで行き、いろんな本を引いてくる。

その場で答えを教えるのではなく、答えを導く仕方をその都度教えてくれたことが、後々の自分にどれだけ役に立ったかを、いま凄く実感していると溝本さんは語る。


三つ目は子どもに対する接し方だという。

年齢がいかないからといって、幼い子の中身を幼稚だと思うのは、大人の驕りなのです。

小さな子は持っている言葉や経験の数が少ないだけで、中身は豊かである。

だから大人が子どもに対して「どうせ分からないだろう」と思って手を抜くのはもってのほかだといいます。

小さな子ほど丁重に接し、上質なものを与えないといけない、大人同士で通じる難しい言葉ではなしに、その質をいかに落とさず子どもに伝えられるかが大切で、それができるのがよい教師であり親の接し方だと言います。


人生も『論語』の素読と一緒で、その答えがどこでどうやって出てくるかは時間を経ないと分からない。

親は我が子に対して「いつかきっとこの子の役に立つだろう」との思いで、繰り返し諭し教えることも大切なのですが、教える親も軸がぶれない生き方を学ぶ必要があるように思います。



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テーマ : 文明・文化&思想
ジャンル : 学問・文化・芸術

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Re: No title
コメント、有難うございます。感謝です。

自分の我がままや驕りが、生き方を違う方向へ導いてしまっているようです。
相手を理解もせず批判しているようでは、そこからは発展的な進歩も創造もないですね!

人に物事を伝えることは確かに難しいです。相手の立場で目線を落とし伝えないと感情を害し、
伝えたいことの半分も伝わりません。
人は大なり小なり悩みを持っています。その悩みを乗り越え、また新たな悩みも乗り越えていく、その連続が人生のように思います。
その悩みに力を貸してあげようと思う心を大切にしてください。

ではまた、お邪魔いたします!!

Re: No title
コメント有難うございます ♪

やはり、気持ちのよいお酒となりましたか?
二日酔いになるほど楽しい宴で何よりです。
リキ君も変わりがないようで一安心です。

ではまた!!

No title
おはようございます!
>人と相対する時に、肩書や地位は全く関係なく、その人がどういう人物であるかを見なさい」
全くそのとおりだと想います。
私も仕事をさせていただいていると、思うところが沢山あります。
確かに立派な肩書きをお持ちだというのに、非常に落胆させられる方。逆に何も肩書きなど持ちあわせていない方の中に、お話をさせていただいているだけで、心が癒される方がいます。
そして子供への接し方の件ですが、こちらも仰る通りだと想います。
以前、読ませていただいた何処かの本の中に、
子供とは「小人」と書きますが、ただからだが大人よりも小さいというだけで、中身は既に立派な「人」であるという言葉を目にしたときに、なるほど。と気付かされたことがありました。よく皇后さまが人とお話になるときは、相手の目の高さまで腰を落とされてお話されていますが、子供を上から見下ろすような威圧感ある態度ではなく、同じ目線まで腰を折って
話をする態度は、見習うべき事だといつも感じております。
すみません、話が飛躍してしまいまして(^^ゞ

それでは応援凸またお邪魔させてくださいね^^

Re: No title
ぴーちさん、こんにちは ♪

いつもコメント有難うございます。

> おはようございます!
> >人と相対する時に、肩書や地位は全く関係なく、その人がどういう人物であるかを見なさい」
> 全くそのとおりだと想います。
> 私も仕事をさせていただいていると、思うところが沢山あります。
> 確かに立派な肩書きをお持ちだというのに、非常に落胆させられる方。逆に何も肩書きなど持ちあわせていない方の中に、お話をさせていただいているだけで、心が癒される方がいます。
> そして子供への接し方の件ですが、こちらも仰る通りだと想います。
> 以前、読ませていただいた何処かの本の中に、
> 子供とは「小人」と書きますが、ただからだが大人よりも小さいというだけで、中身は既に立派な「人」であるという言葉を目にしたときに、なるほど。と気付かされたことがありました。よく皇后さまが人とお話になるときは、相手の目の高さまで腰を落とされてお話されていますが、子供を上から見下ろすような威圧感ある態度ではなく、同じ目線まで腰を折って
> 話をする態度は、見習うべき事だといつも感じております。
> すみません、話が飛躍してしまいまして(^^ゞ

私も仕事柄人に接する機会は多いのでよくわかります。
お会いした人を見ていると、共通することが一つあります。
笑顔のない人のほとんどの方々は、礼儀作法や言葉使いを知りません。

言葉はもともと人から発せられるものであり、その人の人格が言葉に現われます。
どんな人でも目上の人に対する言葉使いは、礼儀作法と同じで注意が必要です。
笑顔のない人、挨拶ができない人、声が小さい人は、大なり小なり人に好かれないようです。
>
> それでは応援凸またお邪魔させてくださいね^^

ではまた、お伺いいたします!!
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■ニックネーム:人生の彷徨人
■住まい:神奈川県
■半世紀を過ぎた人生を振り返り、4人の息子に囲まれながら第二の人生を歩んでいます。

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