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禅が教える祈りの言葉 ES2
『荊棘林中一条路 (けいきょくりんちゅういちじょうのみち) 』という禅語がある。
(いばら) でできた刺々 (とげとげ) しい道の中にも、一条の道がある。
禅の修行の厳しさは、本当に荊の道を歩くようで、うっかりすると体中棘に刺されて血みどろになる。
しかしそういう苦しい中でも、求めていけば必ず一つの道に通じるという。


禅の修行に限らず、人生においても決して楽な道などなく、いまなお苦しんでいる人もいる。
それを乗り越えていくために、禅では「物事は比べたら駄目だ」という教えがある。


暑い日に、ああ、きょう涼しかったらなあ、そう考えると暑さが苦しみになる。
物事は比べると苦しみになってくる。
だから物事は比べずに、そのものに溶け込んでいくこと、同化していくということが大切だと禅は説いている。
好きなことに夢中になるように、「三昧 (ざんまい) になる」ということが、苦しみに立ち行くことなのだという。


織田信長の焼き討ちにあった僧が遺した「心頭を滅却すれば火も自ずから涼し」という言葉、間違っても「火もまた涼し」としてはいけない。
「火もまた涼し」とは、火と何かとを比べて言う言葉であって、反語になる。
暑い時には、暑―い暑いと言って、暑さになりきっていく。
それ以外にはない。


物事を比べずに三昧になっていけば、必ずそこに一筋の道が開けてくる。

逃げたら駄目。比べたら駄目。

それに全部溶け込んでしまうことが禅の修行だという。


人生の場合でもいまの苦しみから逃げずにそれを味わっていく。
どこまでもその当事者になって溶け込んでいく。
すると、そこに必ず一条の道が開け、人生を生き抜いていける喜びも出てくるという。


松原泰道師が生涯をかけた禅の教えは、何かに生き詰まったとき、一条の足元を照らす光から見えてくる道しるべを、杖(つえ)言葉として後世に伝えているように思うのです。



人間としての生き方―生きる喜びがわきあがる無上の知恵
人間としての生き方―生きる喜びがわきあがる無上の知恵松原 泰道

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■半世紀を過ぎた人生を振り返り、4人の息子に囲まれながら第二の人生を歩んでいます。

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