FC2ブログ

*All archives* |  *Admin*

詩に込めた 心の詩 ES1
『七つの子』『赤い靴』『十五夜お月さん』など数多くの童謡を残した野口雨情。

その野口雨情の童謡『シャボン玉』は、野口雨情が2歳で病死した娘のために書いた詩です。


「シャボン玉とんだ/屋根までとんだ/屋根までとんで/こわれて消えた」

「シャボン玉消えた/とばずに消えた/生まれてすぐに/こわれて消えた」

「風風吹くな/シャボン玉とばそ」


雨情は亡き娘への思いをシャボン玉に託し、風よ吹くな、娘の命よ、
天高くまっすぐに舞い上がっていけと願い、この鎮魂歌を作っている。


野口雨情は明治15年、北茨城の富裕な地主の長男として生まれている。

野口家は廻船 (かいせん) 問屋を営み、雨情は乳母日傘 (おんばひがさ) で大切に育てられるが、15歳の時、母から「家を出て勉強をしなさい。学問は人を担 (かつ) ぐものだから」と言われ、東京の叔父の元へ出されるのです。

雨情は東京専門学校(現早稲田大学)で坪内迫遥に出会い「君はローカルカラーを書きなさい」と助言を受けます。


詩人としての第一歩を踏み出した雨情の行く先は、順風満帆のように見えたが、明治30年に地元の鉄道が開通したことから、雨情が20歳の時に家業の廻船問屋は廃業となります。

家は大変な負債を背負い込んだうえ、3年後には父親が亡くなります。

自費出版した処女詩集も、詩壇では見向きもされなかった。

絶望の淵に立たされた雨情は、やみ難い詩への欲求からか家を去り、一人北の地を目指します。


北海道で新聞記者をしながら詩作に励んでいたが、母の仕送りなしには満足に食べていくこすらできなかった。

詩壇では北原白秋など、多くの詩人や歌人が次々と世に出ていった頃、雨情は心身ともに疲れ果て帰郷するのですが、その後、彼を待っていたのは最愛の母の死でした。


失意と焦燥の中、雨情は妻と協議離婚をし、17歳年下の女性と再婚をします。

社会の冷たい目を浴びながら雨情は心中をしようと2人で旅に出るのですが、その妻から慰められ、励まされます。

そして自らの心象風景を綴ったのが後に『船頭小唄』となる詩でした。

「己は河原の枯れ芒 (すすき) /同じお前も枯れ芒/どうせ二人は/この世では/花の咲かない/枯れ芒」。

芒は秋になると枯れて実が落ち、その落ちた実が次の年に新芽になって出てくる。

枯れ芒の習性を自分の人生に重ね合わせて新たに生きることを思い、雨情は立ち上がります。


次に続く!


 人気ブログランキングへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ
↑人生の道しるべを探しに、ほかの世界も覗いてみてください。応援も宜しくお願いします。


スポンサーサイト



テーマ : 文明・文化&思想
ジャンル : 学問・文化・芸術

Secret
(非公開コメント受付中)

管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
Re: No title
秘コメさん、こんばんは ♪

今日は肌寒いので、おでんで熱燗もいいですね。
呑みすぎ、食べ過ぎにご注意を!

ではまた!!
ライフスタイルランキング
 人気ブログランキングへ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
ブックマーク
MicroAd
Amazon
Ads by Amazon
人生の道しるべ月別アーカイブ
人生のカテゴリーメニュー

Plug-in by
@激安・割安・おすすめ商品@

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Amazon Free
RSSリンクの表示
人生の道しるべプロフィール

ニック

Author:ニック
■ニックネーム:人生の彷徨人
■住まい:神奈川県
■半世紀を過ぎた人生を振り返り、4人の息子に囲まれながら第二の人生を歩んでいます。

記事から探す
人生のヒントとなる言葉を入力して「検索」をクリックしてください。
P R
人生の道しるべ最新記事
人生の大切なリンク友
人生の道しるべ最新コメント
お気に入りのブログ
人生の道しるべ最新トラバ