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特攻花と生きる希望 ES2
初めて喜界島を訪れた後、テレビで特攻隊の生き残りである板津忠正(いたつただまさ)さんを知ります。

板津さんは出撃後にエンジンの故障で任務を全うできず、無念の思いで終戦を迎えていた。

生き残りの負い目に苦しむ中から、仲間たちの遺品集めに使命を見出し、全国のご遺族を訪ね歩いて1036人の遺影や遺品など3500点を集めた。

板津さんと知覧特攻平和会館を訪れ、そこで初めて見た隊員の方々の凛とした表情や達筆な遺書に、彼女は息を呑む。

天人菊2
そして板津さんは彼女にこう言った。

「戦争で亡くなった仲間たちは、平和を望んでやみませんでした。でも、いまを生きる人々が、平和のために何をすべきかは教科書に載っていません。だから、私はこれからも戦争の話をしていこうと思います。死んでいった仲間たちが背中を押してくれているんです」

その言葉を聞いた仲田さんは、少しでもその荷を下ろしてあげることはできないのかと思うのです。

亡くなった仲間たちのことを60年以上も思い続けて生きてきた板津さんの気持ちは、彼女にはとても計り知ることはできない。

それでも当時を知る方々のお話を聞いて、過去のことを少しでも理解していくことで、新たに見えてくるものがあるかもしれない。


そして特攻花の撮影を通じて少しずつご縁が広がり、いろいろな体験談を聞く機会に恵まれた。

知覧の基地で整備兵を務め、飛び立つ隊員を見送り続けた男性の妻、終戦のわずか2か月前に許婚(いいなずけ)を見送られた女性……。

この話を自分一人で抱え込んでいてはいけない。

この思いを一人でも多くの人が知ることで、生きる希望を見出し、頑張ることが出来れば、そんな思いが次第に募り、写真展を開き特攻花や島のことを伝えているのです。


仲田さんは、必ずしも戦争のことだけを捉えてこの写真展を開催しているのではないという。

見に来た方々に何かよいきっかけができ、新たな人生のスタートをもたらすことが、この作品に懸ける彼女の思いでもあるのです。


当時を知る方々の年齢を考えれば、残された時間は少ない。

いまできることをしておかなければきっと悔いが残る。

そんな思いで仲田さんはシャッターを切り続けています。



「特攻花」って知ってる?―女性写真家19才からの挑戦、7年間の撮影と取材
「特攻花」って知ってる?―女性写真家19才からの挑戦、7年間の撮影と取材仲田 千穂

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このブログを最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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■ニックネーム:人生の彷徨人
■住まい:神奈川県
■半世紀を過ぎた人生を振り返り、4人の息子に囲まれながら第二の人生を歩んでいます。

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