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父を超えるもの ES1
昭和37年に開業した十勝岳温泉・凌雲閣(りょううんかく)は、標口1280mと北海道で最も高い立地に営業する温泉宿です。

十勝岳温泉・凌雲閣
この美しい景色をぜひ他の人にも見せたい、多くの人がここに来られるように道を付けたい、との一心で父が開業した。

十勝岳連山を湯船から一望できる絶好のロケーションと、ラドンを含む酸性湯の健康への効果が評判を呼び、開業以来40年以上、多くの登山客、スキー客の皆様に親しまれ営業を続けてきたと語る會田義寛(あいた・よしひろ)さん。


父・久左エ門(きゅうざえもん)は大正8年、14歳の時に家族と共に北海道に入植し、スキー板の製造販売で成功を収めるも、その後は運に見放されたようにいろいろな不幸が重なり、仕事に行き詰まる。

再起を図るため満州へ渡り、戦後再び北海道に戻って母の地元・上富良野町で昭和22年看板屋を42歳で起こす。

幸いにも、地元十勝岳へ登山客が訪れ始め、道路標識や登山案内図など、たくさんの仕事が舞い込むようになる。

製作のために山歩きをするうちに、十勝岳の美しさに心底惚れ込んだ久左エ門さんは、登山客のための正確な地図を作ろうと思い立ち、仕事の合問を見ては會田さんも山登りにつき合わされ、一緒に50mの針金を使っての測量に汗を流した。

十勝岳温泉1
ある日、30年前に噴火した安政火口付近の噴気孔から水蒸気が立ち上っているのを発見した久左エ門さんは、温泉宿をつくることを決意します。

しかし、農業の町だった当時の上富良野町には、観光という発想などまったくなく、行政に建設を掛け合っても受け入れられず、融資に応じてくれる銀行も皆無だった。

結局、久左エ門さんは独力で温泉宿を建設することを55歳で決断します。


まずは温泉宿としてお客様を呼べるだけの湯元を確保しなければならず、道なき山中を来る日も来る日も彷徨い歩き、ついに勢いよく湧き上がる源泉を発見します。

採掘作業員を雇い入れて人力で掘り進めますが、場所は崖の真下で、湯の量が増すと地盤が緩んで陥落する危険がある。

岩のかけらが何度も落下する中、命がけで幾層もの分厚い岩盤と格闘を続け、3か月後、ついに最下層の岩盤を貫き、湯温は43℃、毎分250Lもの勢いで湧き上がる湯元を確保します。

次に続く!


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■ニックネーム:人生の彷徨人
■住まい:神奈川県
■半世紀を過ぎた人生を振り返り、4人の息子に囲まれながら第二の人生を歩んでいます。

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