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私を超えた息子 ES2
いま、私たちの長男がこのオーナーさんのもとで菓子作りの修業をさせていただいている。

全国行脚を終えた私たちは、社員の人格形成に力を入れる一方、それまで学んだことを商品開発に生かせないかと社長や製造部門に提案しました。

そして全社挙げて開発に取り組み、苦心の末に誕生したのが、「博多通りもん」という商品だった。

博多通りもん
まったりとしながらも甘さを残さない味が人気を博し、やがて明月堂の主力商品となり、いまでは博多を代表する菓子として定着するまでになっている。

「天の時、地の利、人の和」というが、様々な人の知恵と協力のおかげでヒット商品の誕生に結びついたことを思うと、世の中の不思議を感ぜずにはいられないと妻はいう。


余命10年と言われていた夫はその後も元気で働き続け、妻も一安心していた矢先の平成15年、ついに肝不全で倒れ、手術で一命は取り留めたものの、容態は悪化し昏睡状態に陥ります。

知人を通して肝臓移植の話を聞いたのは、そういう時だった。


妻の肝臓では適合しないと分かった時、名乗り出たのは当時21歳の長男でした。

手術には相当の危険と激痛が伴い、万一の際には、命を捨てる覚悟も必要です、と医師に言われる。

尻込みしそうになるこの辛い移植手術を、長男はまったく躊躇する様子もなく「僕は大丈夫です。父を助けてください」と受け入れた。


この言葉を聞いて、妻は号泣します。

手術前、長男はじっと天井を眺めていた。

自分の命を縮めてまでも父親を助けようとする息子の心に思いを馳せながら、妻は戦場に子どもを送り出すような、やり場のない気持ちを抑えることができなかった。

そして幸いにも手術は成功するのです。


長男のお腹には、78か所の小さな縫い目ができ、それを結ぶと、まるで「人」という字のように見えた。

長男がお世話になっている神戸の洋菓子店のオーナーが見舞いに来た時、手術痕を見ながらこう言った。

「この人という字に人が寄ってくるよ。君は生きながらにして仏様を彫ってもらったんだ。お父さんだけでなく会社と社員と家族を助けた。この傷は君の勲章だぞ」と。


この一言でどれだけ救われたことでしょうと語る妻は秋丸由美子(あきまる・ゆみこ)さんです。

お腹の傷を自慢げに見せる息子を見ながら、秋丸さんは「この子は私を超えた」と素直に思ったという。

同時に夫の病気と息子の生き方を通して、彼女もまた大きく成長させてもらったと語り、感謝の思いで一杯になる人生をまた歩み続けています。



今日も一日 ありがとうと感謝の心でお過ごしください。

このブログを最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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テーマ : お菓子
ジャンル : グルメ

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Author:ニック
■ニックネーム:人生の彷徨人
■住まい:神奈川県
■半世紀を過ぎた人生を振り返り、4人の息子に囲まれながら第二の人生を歩んでいます。

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