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生の実感 ES3
私たちは日常生活で、例えばコーヒーを飲むのでも、それだけに集中しているわけではなく、常に頭の中で次の予定を考えたりしている。

しかし、生命の気配のない大自然の中にいて体験したのは、頭の中のおしゃべりが完全に止まっている状態だった。

K2_1.jpg
それは幻想の中で生きるのではなく、いまある確実な世界の中で自分が存在していることを、はっきりと実感したもので、初めての、しかも忘れることのできない貴重な体験だった。

もちろん登頂して万歳を叫んだ瞬間も、すごく幸せな気持ちですが、いつも思い出すのは、登頂前のこのシーンだと大久保さんは語ります。


酸素ボンベを使わずにどこまで自己の限界にチャレンジできるかという好奇心と、それとは別に「あの体験をもう一度味わいたい」という思いがあるから登るのだといいます。

大久保さんは、自信の母同様33歳の時に乳がんの手術を受けています。

いま思えば、目の前に大きな目標があったから病気の不安も乗り越えていけたのだという。

マナスルA
その後、過酷なトレーニングを行い、ヒマラヤ・マナスルの無酸素登頂に望みます。

6人の仲間で、3人ずつ一次隊、二次隊に分かれて登るのですが、体力的な限界を感じて何度も挫折しそうになりながら、それでもなんとか頂上に達した。


ところが、二次隊にいた年上の男性が高山病で動けなくなる。

もともと無口で我慢強く、自分の限界に気づかずに歩き続けていたことで頂上へのアタック前、最後のキャンプでとうとう動けなくなり、下山中に亡くなります。

遺体の運搬は困難だというので、涙をのんでクレバスに埋葬したのです。


山に登るのは、まさに死と隣り合わせ、だから登山中は片時も気を緩めることはできない。

時間にしろ天候にしろ、その時その時の状況を見極めて全力で対処していかねばならない。


生きていく上では、いろいろな機が訪れ、大久保さんの場合は、山岳会の仲間を亡くした時や突然の病気がそれだったのかもしれない。

登山家は何人もの死に遭遇し自分が深く傷ついた時、心はとても敏感になって、葉っぱが揺れるのを見るだけで、生きている意味が感じられる瞬間があるといいます。

それは別の意味で心が「からっぽ」の状態に似ていて、その鋭敏になった心に素直に耳を傾け「こうありたい」と感じるほうに進んでいく時、道は開けていき、機を活かすことというのは、この様なことではないかと思う。



今日も一日 ありがとうと感謝の心でお過ごしください。

このブログを最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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テーマ : 山登り
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■住まい:神奈川県
■半世紀を過ぎた人生を振り返り、4人の息子に囲まれながら第二の人生を歩んでいます。

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