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人生と酒
"酒は百薬の長なり"とは『漢書』にある文句ですが、要するに酒は数ある薬の中でも最高の薬であり、酒にまさる薬はないという意昧。

しかし、『小学』という古典には

"狂薬にして佳味( かみ )にあらず。能( よ )く謹厚( きんこう )の性を移し、化して凶険の類となす"

とある。

すなわち、酒は気を狂わせる水であって決して美味いものではなく、酒によって、慎み深い人情に厚い者も、よこしまな人間に変わってしまう。


また、荘子は

"酒を飲むは楽を以て主となす"

と述べ、酒を飲む時は楽しむことを第一とする。


唐の詩人李白も

“人生意を得なば須( すべから )く歓( かん )を尽くすべし、金樽( きんそん )をして空( むな )しく月に対せしむることなかれ"

と詠んでいる。

人間、気に入ったことに出合ったら十分に楽しみを尽くすべきで、すてきな酒樽を前にしながら飲みもしないでむなしく月の照るままにしておくようなことをしてはならないし、人生再び返らず、歓楽は尽くせる時に尽くしておくべきだと詠んでいる。


そもそも酒なるものは、中国の太古儀狄( ぎてき )という男が今日いう酒を造り、夏( か )の国の王、禹( う )に献上したとされる。

禹が飲んでみると、いかにも美味く気分も上々となり、「この美味い酒のために国を亡ぼすような人間が現れるだろう」と言って、それからは酒造りの儀狄を遠ざけた。


しかし、この禹王の憂いは皮肉にも自分の子孫が犯し、この夏の国は17代400年も続いたが、桀( けつ )王の代に至って殷( いん )の湯( とう )王によって亡ぼされている。

『論語』には

"酒の困( くるし )みをなさず"

とあります。

つまり、酒を飲んでもほどほどにして乱れたりし、ひどく酔うほどに飲まない、という意昧だが、車のブレーキはよく利いても酒のブレーキは利き難いもののようです。


一昔前の歌の文句にもある、「チョイと一杯のつもりで飲んで、いつの間にやらハシゴ酒。気がつきゃホームのベンチでゴロ寝、これじゃ体にいいわきゃないよ、分かっちゃいるけどやめられねえ」分かっているならやめればいいのに、といってもやめるわけにはいかないのが酒飲みの本音でもある。


歌舞伎の市川海老蔵さんも昨日の会見で、自分の酒癖の悪さを認めていたように、酒に飲まれてはいけない。

酒の飲みかたを一つ誤れば、人間を堕落させて人生を台無しにしてしまう怖さもはらんでいる。

この時期、お酒を飲む機会も多くなりますが、お酒との上手な付き合い方を身につけ飲んで欲しいと思う、今日この頃です。





今日も一日 笑って笑顔でお過ごしください。

このブログを最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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■ニックネーム:人生の彷徨人
■住まい:神奈川県
■半世紀を過ぎた人生を振り返り、4人の息子に囲まれながら第二の人生を歩んでいます。

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