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心からのメッセージ
  『何かをしよう』

何かをしよう
みんなの人のためになる
何かをしよう
よく考えたら自分の体に合った
何かがある筈だ
弱い人には弱いなりに
老いた人には老いた人なりに
何かがある筈だ
生かされて生きているご恩返しに
小さいことでもいい
自分にできるものをさがして
何かをしよう


日本の仏教詩人である坂村真民(さかむら・しんみん)の詩をふと思い出した。

彼は、1909年(明治42年)1月6日熊本県荒尾市に生まれ、玉名市で育ち、本名昂(たかし)といい、2006年(平成18年)12月11日、97歳で永眠している。


小学校校長の父と同じく教師の母を持ち、何不自由なくというより、むしろ裕福な家庭の幸せな5人兄弟の長男であった真民は、8歳の時に突然父親を亡くします。

父親の急逝によりどん底の生活に落ちるも、5人兄弟の長男として36歳の母親を助け、幾多の困難と立ち向かっていく。

一家の生活は一変し、5人の幼子を育てるために母は懸命に働き、その姿と常に口ずさんでいた言葉「念ずれば花ひらく」が心に焼きつき、彼の生涯を貫く言葉となった。

父の死に目に会えなかった真民に、母は父の喉仏を与え、きょうから毎朝水をあげるように命じる。

それから真民の早起きが始まる。

毎朝1時に起床、誰も起き出さないうちに共同井戸の水を汲みに行き、父の喉仏にあげ、重信川(しげのぶがわ)で未明の中祈りをささげるのが日課になった。

その日課は真民の生涯の行となる。


月刊詩誌「詩国」を昭和37年創刊、以後1回も休むことなく毎月発刊、1200部を無償で配布していた。

彼の作品の根底に流れているものは、命あるものへの惜しみない愛と感謝であり、人を包み込むようなあたたかさが彼の詩や文章にはある。

それは彼自身が本物の人であり、どん底を見てきた人は、人間に対する眼差しに慈愛があり、人の痛みを自身の痛みに置き換える感性が宿っているからなのだろう。

だから現代の社会に疲れた人たちは、救いとともに希望を見出すのかもしれない。

「自分を作るために詩を書く」「そして人びとの心に光を灯す」真民の人生はこの一語に尽きる。


  『自分の花』

小さい花でいいのだ
人にほめられるような大きな美しい花ではなく
だれからも足をとめて見られなくてもいい
本当の自分自身の花を咲かせたらいいのだ
それを神さま仏さまに見てもらえばいいのだ

自らの指針とした心の叫びは、そのまま、現代の人びとに託したメッセージでもあると思うのです。



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今日も一日 ありがとうと感謝の心でお過ごしください。

このブログを最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

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■半世紀を過ぎた人生を振り返り、4人の息子に囲まれながら第二の人生を歩んでいます。

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