人生とは善き思い
2011-03-07(Mon)
人生の生き方の基本は、善きことのみ思い悪しきことは思わないことです。
19世紀後半に活躍したアメリカの啓蒙思想家、ラルフ・W・トラインは、「あなたが抱く、どの考えも力となって出ていき、考えも同じ考えを引き連れて戻ってくる」と説いている。
心に善き思いを持ったとき、それは善き力となって出ていき、善き結果を連れて戻ってくる、一方邪悪な思いを抱けば、それは邪悪な力となって発現し、悪(あ)しき結果を引き連れて帰ってくるという。
素晴らしい人生を送るためには、「心に抱く思いによって人生が決まる」という「真理」に気づくことが大切であり、幸福で満ち足りた人生を望むならば、善き思いをベースとして生きなければならないはずです。
それは、この宇宙が、善き思いに満ちているという自然の摂理からくるものであり、宇宙を満たす善き思いとは、生きとし生けるものすべてを生かそうとする、優しい思いやりにあふれた世界だからです。
私たちが、この優しい思いやりに満ちた思いを抱けば、宇宙の意志と同調し、必ず同じものが返ってくるというのです。
では、優しい思いやりに満ちた思いを心に抱くには、どうすればいいのか?
人間はもともと生きていくために、欲望や怒り、愚痴などを持つようにつくられている。
しかし、そのような悪しき思いが過剰であってはならないのです。
悪しき思いをできる限り抑え、少しでも善き思いがわき出るようにすることが大事で、そのためには、日々、自分の心に言い聞かせるようにして、悪しき思いを抑えることに繰り返し努めていくことが大切なのです。
そうすることで、次第に善き思いが心の中で占める割合が大きくなり、やがて行動となって現れてくるのです。
その積み重ねが人生であり、心に抱く「思い」が純粋で善き思いであれば、秘められたその素晴らしい力により、人生が開けてくるのです。
優しい思いやりに満ちた思いを抱き、誰にも負けない努力を重ねることで、人生は必ず豊かで実り多い、素晴らしいものとなることが約束されているのだと思います。
今日も一日 ありがとうと感謝の心でお過ごしください。
このブログを最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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