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君子に学ぶ意義ある人生
『論語』は、世の辛酸(しんさん)をなめ尽くした苦労人である孔子の言葉を弟子たちがまとめたもので、その『論語』の中に"君子"という言葉が何か所も出てくる。

君子とは、立派な徳を成した人、またそうなろうと努力している人、さらには高位の人をもいいます。


その『論語』に次の言葉がある。

孔子曰わく、君子に三畏(さんい)有り。
天命を畏(おそ)れ、大人(たいじん)を畏れ、聖人の言(げん)を畏る。
小人(しょうじん)は天命を知らずして畏れず、
大人に狎(な)れ、聖人の言を侮(あなど)る。


君子には三つの畏れがあり、この畏という字は、普通の恐れと異なり、敬(うやま)いながら恐れるという意味合いがある。

天命とは宇宙根源の働きをいい、感覚の世界だけで生きている人には、その存在が理解できないが、君子はこの世の現象を根底で動かす偉大な力の存在を認識して、それを畏れ敬うのです。

大人というのは天の心、天の働きを身につけている人をいい、そういう立派な人物というものは、服装のいかんにかかわらず、その人の前に出るとおのずと頭が下がり、畏れの気持ちを抱かされるものだという。

聖人というのは、大人の中でもさらに突き抜けた存在で、一般の人には分からない声なき声を聞き、形なき形を見て、そこで得たことを自分の内に止(とど)めておくのではなく、世の人々に伝え、世のために生かそうと尽くす人です。


そうした聖人の言葉を書き残したものが『論語』であり、キリストの『聖書』であり、お釈迦様のお経なのです。

そして、そこに記されている言葉を畏れ謹んで実践しようとするのが君子なのです。

小人というのはその逆で、天命を知らずして、大人には無礼な態度を取り、聖人の言を侮るというものです。

二千数百年にもわたり多くの人々に読み継がれてきた『論語』の言葉には、どの一旬をとってみても含蓄があり、読む者の心を打つものがあるという。


『老子』には次のような言葉もある。

上士(じょうし)は、道を聞いて、勤めてこれを行う。
中士(ちゅうし)は、道を開いて、存するが如(ごと)く、亡(ぼう)するが如し。
下士(かし)は、道を聞いて大いに笑う。
笑わざれば、以(もっ)て道となすに足らず


上士はよい話を聞けばすぐ実行する。

中士は「そうだなあ、あるといえばあるし、ないといえばないし……」と曖昧なまま放置してしまう。

下士は「そんなことなどあるか」と言って大いに笑う。

そして、下士の人から笑われるようなものでなければ、本当の道とは言えないと老子は説いている。

己の生きる意味を自覚し、意義ある人生を送るためにも、天、大人、聖人の言を畏れ敬い、素直に実践する、謙虚な気持ちを持つことが必要なのだと事が起こるごとに痛感する。



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■半世紀を過ぎた人生を振り返り、4人の息子に囲まれながら第二の人生を歩んでいます。

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