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禅の教え
11世紀、中国は宋 (そう) の時代の禅僧・五祖法演 (ごそほうえん) 禅師の有名な言葉で「看脚下 (かんきゃっか) 」という語旬がある。

文字通りに捉(とら)えれば、自分の足元を看 (み) よという意味になります。

しかし、仏教において、特に禅の思想はすべて、それを象徴するものに置き換えて表現され、その語旬が何を象徴しているのかを理解しなければ、真意を掴むことができないという。

この禅語は、法演禅師がある夜、3人の弟子を伴って歩いている時に生まれた語旬です。

途中、突然風に吹かれて手にしていた灯火が消え、辺りは一瞬にして真っ暗の闇になる。

このちょっとした出来事を捉えて、禅の教育が始まります。




法演禅師が弟子たちに問います。

「一転語(いってんご)を下(くだ)せ」(自己の悟りの心境を表す語旬を述べよ)

これに対して、3人の弟子がそれぞれに答えるのですが、その中で「看脚下」という仏果(ぶっか)(後の『碧巌録(へきがんろく) 』の完成者)の答えが法演禅師の心に適(かな) ったのです。

灯火が消えた真っ暗闇では、あらぬものを想像して右往左往し、かえって道を見失ってしまう。

そんな時は、脚下を看るという当たり前のことをしっかり行うことが大切なのだと諭している。

「禅は人々の脚跟下(きゃっこんか) にあり」といい、遠いところではなく、自分の足元にいま禅はあるといいます。



いま、この場で、何をすべきかを問うのが禅であり、お茶を飲む時には、ただお茶を飲むことに自分の心を統一していく、履物を脱ぐ時には、履物をちゃんと揃えて脱ぐ。

日常生活のその場、その場が禅であり、いま自分は何をどうすべきか、いつもこのように自分を見ていくことが禅の道なのです。

別の言い方をすれば、いまここで自分がすべきことは何か、と常に自問自答していくことだという。

そうすれば、他に気を取られながらではなく、本気になってそれを集中してやっていくので、失敗も少なくなるという。

物事の根源は常に足元にあり、それをいつも意識しながら己と自問自答していく生き方が、禅の真髄であり、その教えを悟ることが人としてのふさわしい生き方なのだと、禅は諭している。



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テーマ : 言語学・言語論
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■半世紀を過ぎた人生を振り返り、4人の息子に囲まれながら第二の人生を歩んでいます。

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