FC2ブログ

*All archives* |  *Admin*

生かされている存在
私たちは命の根源から離れた生き方をする時、様々な出来事を通してその間違いに気づかされることがあります。

命の根源を特に深く考えさせられるのは、命に関わる問題に直面した時といわれています。


自分や身近な誰かの命が失われそうになる時「いくら地位、名声を得ても命がなくては意味がない」「命を長らえてもらえれば、他に何もいらない」と誰もが感じます。

それは「あなたの生き方はそれでいいのですか」と問われているようにも思える。


数年前、40代の働き盛りの一人のエリート商社マンが肺がんと診断された。

まさに脂ののりきっていた時で、仕事や家族のことを考えると、現実をなかなか受け入れることができなかった。

ある日、彼は息子が通う中学校の担任の教師に突然呼び出される。

教師は何も言わずに一枚の答案用紙を父親に見せた。

満点に近い答案でしたが、よく見ると、間違っているところをたくさん書き直して、自分で○を付けていることが分かります。

書き直した筆跡は明らかに息子のものでした。

答案用紙を見つけた先生が「あなたが自分で書き換えたのではないかね」と問いただすと、息子は頷いて一言「お父さんが喜ぶから……」と言ったのです。


父親は答案を手にしたまましばらく黙っていましたが、やがて教師に自分の病気を打ち明け、涙ながらに話を始めた。

「おそらく息子は私を慰めようとしてそんなことをしたのでしょう。私がどうしたら喜ぶかを息子はよく知っていたんです。私はこれまで人を押しのけて業績を上げること、目に見える世界で栄冠を手にすることが大切だという価値観でずっと生きてきました。その価値観を息子は受け継いでいたのだと思います」

父親はひどく落ち込んだ様子だったが、ふと顔を上げると「私にはもう時間がありません。息子にこういう価値観を植え付けてしまったことが悔やまれます。本当に申し訳ないことをしてしまいました」と力強くはっきり言うのです。


父親の態度が大きく変わったのは、この日からだった。

病気が大切なことを教えてくれたようで、目に見える世界にしか関心がなかった父親は、命の繋がりに目を向けるようになっていた。

どんなに勉強ができなくても、ずるをして人に抜きん出ようとする弱さがあろうとも、神様から命をいただいて生かされている息子を、ありのままに無条件で受け入れるようになった。


後に父親は「病気のおかげで生かされていることへの深い感謝を覚えるようになりました。いまの私は感謝の思いだけで日々を生きています。肺がんで息をするのも苦しい状態なのですが、だからこそ命の意味をより深く自覚できるのかもしれません」と言う。



この父親は幸いにしていまも生きて、病気を受け入れながら平穏な生活を送っているといいます。

息子も勉強に熱が入るようになり、見違えるほど真面目で誠実な少年になった。


私たちの命は神様から分け与えられたものであり、その根源に意識を向ける時、人生は大きく転換し、本当の幸せに気づくとのだといいます。

新しい年を迎え、人間の原点に返った生き方を見直し、人は生かされている意味を感じ、それに沿った人生を考えてみる最初の年度初めとなりそうです。



今日も一日 ありがとうと感謝の心でお過ごしください。

このブログを最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


 人気ブログランキングへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ
↑人生の道しるべを探しに、ほかの世界も覗いてみてください。応援も宜しくお願いします。


スポンサーサイト



テーマ : 生きる力の創造
ジャンル : 学校・教育

Secret
(非公開コメント受付中)

ライフスタイルランキング
 人気ブログランキングへ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
ブックマーク
MicroAd
Amazon
Ads by Amazon
人生の道しるべ月別アーカイブ
人生のカテゴリーメニュー

Plug-in by
@激安・割安・おすすめ商品@

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Amazon Free
RSSリンクの表示
人生の道しるべプロフィール

ニック

Author:ニック
■ニックネーム:人生の彷徨人
■住まい:神奈川県
■半世紀を過ぎた人生を振り返り、4人の息子に囲まれながら第二の人生を歩んでいます。

記事から探す
人生のヒントとなる言葉を入力して「検索」をクリックしてください。
P R
人生の道しるべ最新記事
人生の大切なリンク友
人生の道しるべ最新コメント
お気に入りのブログ
人生の道しるべ最新トラバ