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人生の品格と風格
論語に「剛毅木訥(ごうきぼちとつ)仁に近し」という言葉がある

剛毅とは、意志がしっかりしていて困難にひるまないことをいい、木訥とは、飾り気がなくて口数が少ないことをあらわす。

意志が強くて物事に同ぜず、素朴で無口な人が理想的な人物であるという人間の理想とする道徳観念を説いている。


士は以て弘毅(こうき)ならざるべからず
(にん)重くして道遠し
(じん)以て己が任と為す、亦(また)重からずや
死して後已(や)む、亦遠からずや

儒学の道を志す者は、度量が広くて意志が強固でなければならない。

それは任務が重く道が遠いからである。

仁を実践していくのを自分の使命とする。

なんと重い使命ではないか。

その道を死ぬまで求め続ける、なんと遠い道のりではないか。


毅は強いという意味だが、剛が外に向かっていく表面的強さであるのに対して、毅は忍耐力のような内面的強さを示す。

木に例えると松と竹のようなもので、松は青々としていかにも強そうですが、風や雪にもろくポキッと折れる。


これに対して竹は風が吹いたらふわっと倒れるし、雪が降ったら倒れているようでも、いつの間にやらもとの状態に戻っている。

いま私たちが持たなければならないのは、忍耐力に培われた竹のような強さではないかと思うのです。

そして、禅宗に「悟後(ごご)の精進」という言葉がある。

悟りを得たとしても悟り顔をするのではなく、そこから先、さらに人間を磨いていくことが大事だと教えている。


人間の内面と外面からでるものはひとつになり、それが形にも表れ、年をとるほどその人の品格や風格となって現れてくる。

品格や風格は、この積み重ねることによって内から出てくるものである。


優れた人の多くは長生きをし、その人の前に行くと自然と頭が下がる。

そういう年のとり方をしなくては、この世に授かった命に申し訳ない。


人生、心を養い生を養い、一日一日を実りあるものにする。

一年一年、年をとるほど立派になり、命を粗末にすることなく、息を引き取る時に最も完熟した風格を備える人生でありたいと願う。


あと二か月で今年も終わる。

この一年、どれだけ心を養い生を養ってきた人生か改めて振り返り、まだまだやることがあると痛感している。



「論語」 人間、一生の心得
「論語」 人間、一生の心得渋沢 栄一 竹内 均

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テーマ : 大切なこと
ジャンル : ライフ

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No title
おはようございます!

仰るとおり、確かに長生きをするというのは
それだけでその人物が優れているという証だと思いますね。
自分の体を大切に思い、自分で蒔いた悪い種を刈るために
あくせくすること無く、暴飲暴食をして体を壊す事無く
人に対しても自分に対しても常に心穏やかに接していなければ、
長生きの道のりには程遠いものになる事でしょうね。
私は人生の途中でいくら優れた業績を残した人物でも
自らの命を断つ人間は、愚かだと思っていますので
どんなに辛くとも、どんなに悩んでいても、必ず天寿を全うしようと生き抜いた
人こそが真の勇者だと思っています。
応援凸
Re: No title
> おはようございます!
>
> 仰るとおり、確かに長生きをするというのは
> それだけでその人物が優れているという証だと思いますね。
> 自分の体を大切に思い、自分で蒔いた悪い種を刈るために
> あくせくすること無く、暴飲暴食をして体を壊す事無く
> 人に対しても自分に対しても常に心穏やかに接していなければ、
> 長生きの道のりには程遠いものになる事でしょうね。
> 私は人生の途中でいくら優れた業績を残した人物でも
> 自らの命を断つ人間は、愚かだと思っていますので
> どんなに辛くとも、どんなに悩んでいても、必ず天寿を全うしようと生き抜いた
> 人こそが真の勇者だと思っています。
> 応援凸

仰るとおりですね!
人生最後まで一所懸命生き抜くことが大事だと思います。
自分ひとりの命ではないということが考えられなくなると、命を粗末にしてしまいます。

生きるとは自分探しの旅だと言いますが、未完成な人間が一歩ずつ人物に近ずくための
越えなければならない試練を、どう学んだかという事に尽きると思います。
最後まで精一杯消えることのない志をもって、人生を全うしたいと思います。

ではまた、お伺いいたします!!
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Author:ニック
■ニックネーム:人生の彷徨人
■住まい:神奈川県
■半世紀を過ぎた人生を振り返り、4人の息子に囲まれながら第二の人生を歩んでいます。

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