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必ず道は開ける ES3
彼女の人生には、不思議といつも素晴らしい方がそばにて彼女を助けていた。

オホーック海への入水自殺をとどめた婚約者の西中一郎氏、そして彼女を信仰へと導いた幼なじみの前川氏……。

特に前川さんは彼女と同じ結核患者であり、西中さんとの婚約破棄後、三浦さんに真実の愛を教えた人物でもあります。


昭和27年、病床洗礼を受け、前川氏とともに信仰の人生を歩む決意をしたものの、その前川氏の病状が悪化、翌年彼は亡くなります。

彼女はギプスベッドの上でその死を知らされ、葬儀に参列することもできなかったといいます。


『氷点』以後、数々の作品を発表し、作家としての名声が高まる一方、紫斑病、帯状庖疹、がん、パーキンソン病に襲われますが、彼女は愚痴を言ったり、当たり散らすことは一切なかった。

彼女は病も痛みも苦しみも、すべては神が与えてくださったものと感謝し、次から次へと難病に襲われる自分のことを、「私は神様にエコヒイキされている」と静かに笑っていた。


夫である三浦光世氏は、三浦綾子は神に生かされている、その一点に感謝して生き抜いた人であったと言っています。

絶望的な病気であったのに、キリストを信じて立ち上がり、自分は生きているのではなく、生かされていることを知った。

そして、そのことに感謝し一人でも多くの人にそれを伝えたいという思いが、病身の彼女を執筆に向かわせていたのでしょう。

そうして生み出された作品や、あるいは三浦綾子という人の人生そのものが、多くの人々の心に感動と希望の光を灯したならば、彼女は与えられた病を十分に生かしたといえるのではないかと思うと夫の光世氏は言っています。


何一つ不中のない生活をしている私たちには、「青い空に太陽が輝き、白い雲が流れ、時に雨が降って大地を潤す、そこから生命が芽吹き、美しい花を咲かせ、実を結んで私たちに食べ物を与えてくれる」このことにどれだけ感謝をこめて人は日々を過しているのでしょうか。


今の時代を見据えたかのように三浦さんはこんなことも言っています。


私たちは時に死にたくなることがある。しかし生きることは義務なのだ。辛くとも、生きようとする時、必ず道はひらける筈なのだ(『明日のあなたへ』より)


誰一人として自分の意志でこの世に生まれてきた人はいません。

生きることは人間の権利ではなく義務であり、義務とは文字どおり「正しいつとめ」である。

自ら命を絶つ人が毎年3万人を超えるこの国に、この義務を全うしてくれる人が一人でも増えてくれることを祈っています。





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テーマ : 生きる力
ジャンル : 学校・教育

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■ニックネーム:人生の彷徨人
■住まい:神奈川県
■半世紀を過ぎた人生を振り返り、4人の息子に囲まれながら第二の人生を歩んでいます。

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