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ネクストワン
今年の4月に川端康成文学賞を受賞した作家の高樹のぶ子さんの話です。

受賞した「トモスイ」は原稿用紙18枚の短編小説です。

もともとこの小説は、朗読用として書き下ろしたもので、短くしないと声が続かないとか、いろいろ制約がある中で書いています。

高樹さんはこの受賞を、「賞というものは人間の優劣を決めるものではなく、その作品を拍手をもって世に送り出してくれるものだから、素直に喜んでいます」とコメントしています。


また、一貫して恋愛小説を書いていることに関して、次のように語っています。

恋愛は思うに任せぬものです。
ゆえに時にはひどく傷つくし、しんどさも経験します。
でも、それが人間の心の運動になり、心の筋肉を高めてくれると思うんですね。
どうやって人問が自分の底力を確認できるかといえば、死ぬほど傷ついて立ち直った
という経験が一番有効です。
恋愛は百人のうち成就するのが二、三組という大変困難なものだから、恋をすれば
するほど人は傷つく。それが自分の底力を知るきっかけになると思っています。

これらの言葉は、高樹さんの体験からくる感性と、そこから生まれる想像力を基に書く、小説の底辺となっています。


小説家としての原点は、子供のころから書いていた作文や読書感想文で賞をもらっていたことだといいます。

学生の頃は20枚程度の短編を書いたりもしたが、恋愛、結婚、出産と、身辺のことで忙しく、30代で離婚を経験したことがきっかけとなり、小説を書き始めています。

しかし、30代前半は小説家としては認められず、頑張っているものの何一つ実りはない時代を過ごしています

それでも、出版社には次から次へと原稿を送り続け、35歳で第37回芥川賞を受賞し、時の人となります。


高樹さんの創作に関して、書けないとか題材が枯渇することはないそうです。

いつも次のことに興味を持ち、「次はすごい名作ができる。絶対にベストセラーになる」と思い、「これを書いたらすごいよ、私」とプラス思考で考え、いつもネクストワンの作品に情熱を燃やしながら取り組んでいます。

小説を書くとなったらそこに全力投球をし、常に100%以上の力で書く。

それが人間への愛であったり、恋であったりという形の恋愛小説に変わり、読者を惹きつけていくのだと思います。



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高樹 のぶ子

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■住まい:神奈川県
■半世紀を過ぎた人生を振り返り、4人の息子に囲まれながら第二の人生を歩んでいます。

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