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人生の意味
視覚障害者の外出サポートを行うアカンパニー・グループ代表和波その子さんの話です。

和波その子さんは、世界的なバイオリニスト和波たかよしさんの母でもあります。


アカンパニー・グループは昭和60年に純粋なボランティアグループとして発足し、東京を訪れる視覚障害者の依頼に応じて、都内と近郊の歩行介助を引き受けるという活動です。

和波さんはボランティアを次のように表現しています。

  自分の内心の声に従って、見返りを求めず、相手を尊重し、対等の立場で、
  責任を持って、相手に、又はその場に必要の事を行う人、又はその行為」


和波さんのこの活動の原点は、全盲で生まれてきた息子たかよしさんがきっかけとなっています。

医者から「今の医学ではどうすることもできない。もう治る見込みはないです」と言われ、目で見えなくても全身で見ることができるはずと信じ、絶えず子供に語りかけ、歌いかけるのです。

そのことが、後に世界的なバイオリニストを誕生させることのなるのですが。


和波さんは、たかよしさんに音楽を無理やりやらせるようなことはせず、本人の意思に任せ毎日のレッスンを全力でサポートしていきます。

そんな時、盲学生音楽コンクールで特賞をとり、満を持して一般のコンクールに出るのですが、点は一つも入らず挫折を味わういます。

そこから母である和波さんの、たかよしさんにかける思いが運を切り開いていきます。


1958年で学生日本一、1962年第31回日本音楽コンクールに優勝、パリのロン=ティボー、およびロンドンのカール・フレッシュ国際コンクールに上位入賞、さらに「文化庁芸術祭優秀賞」「モービル音楽賞」「サントリー音楽賞」などを受賞していきます。

和波さんは58歳の時、5年におよぶ闘病生活の果てに夫を亡くし、その年の秋にたかよしさんが結婚するのを期に、かねてから抱いていた思い、アカンパニー・グループ発足へと進んでいきます。

障害者のお子さんを持っているご両親が、こんなことを言っているのを聞いたことがある。

「この子は、うちの子に生まれてきてくれてよかった。神様は元気な子や運動神経のよい子はそれぞれの親に任せておいて、目の見えない子や耳の聞こえない子、難病の子は、そこへ託してもこの子をきっと救ってくれると確信した親のところにしか命を授けてくれない。本当に私たちの子でよかった。」


人はこの世には意味があって生まれてきたのであり、意味のない生などあり得ない。

和波さんも人一倍の愛情をたかよしさんに注ぎ、たかよしさんも自分の生まれてきた意味を、全身で母から感じ取ったのだと思います。

和波さんの生き方は、常に前を向いて人間同士の「和」を大切にし、笑顔で人と接し、相手の言葉をよく聞くことから始まっています。

そして今後も、90歳をこえた人生を最後まで全力で歩き続けていくことでしょう。

波その子さんが運営する 『アカンパニー・グループ』 はこちらから!



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Author:ニック
■ニックネーム:人生の彷徨人
■住まい:神奈川県
■半世紀を過ぎた人生を振り返り、4人の息子に囲まれながら第二の人生を歩んでいます。

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