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生かされている身のありがたさ
『言志四録』は佐藤一斎の語録です。

佐藤一斎は1772(安永元)年美濃国巖邑 (いわむら) 藩藩邸で生まれている。

19歳で士籍に上り、藩主松平能登守乗蘊 (のりもり) の第三子、後の大学頭 (だいがくのかみ) 林述斎 (じゅさい) とともに学ぶ。


21歳で士籍を脱して大坂、京都の碩学に学び、22歳で林簡順 (りんかんじゅん) (江戸)の門に入り、その没後、述斎に師弟の礼をとります。

林家塾長、巌邑藩家老を経て、述斎没後、70歳で昌平黌儒官 (こうじゅかん) となりす。


儒学の大成者として幕府から認められ、儒学者の最高権威として崇(あがめ)められた。

その門下より佐久間象山、横井小楠 (しょうなん) ら、多数の人材を輩出し、1859(安政6)年、80歳で亡くなった。

『言志四録』は、『言志録』『言志後録』『言志晩録』『言志垂録』からなります。


その『言志録』の一文に次の一節がある。

太上 (たいじょう) は天を師とし、
其(そ)の次は人を師とし、
其の次は経 (けい) を師とす。


最上の人物は天を師とし、第二級の人物は聖人や賢人を師とし、第三級の人物は聖賢の書を師として学ぶという意味。

最上の人物が師とする「天」とは、宇宙の真理、人知を超えた偉大な存在とも言うべきものです。


日本の陽明学の祖と謳われる中江藤樹は、「天地の間に己れ一人生きて有ると思うべし。天を師とし、神明を友とすれば、外人に頼る心なし」と説いている。

自分は大宇宙、天に生かされている。

ゆえに天を先生とし、それを司る神を自分の仲間にするならば、他のものに頼ることはないということ。

日本人は先天的に天に対するこうした畏敬の念を身につけていた。

それは昔からよく耳にする、「ありがたい」「もったいない」「お天道さまが見ている」といった言葉にも見て取れる。

人は天を師とすることによって、初めて生かされている身のありがたさを知るもののようです。



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■半世紀を過ぎた人生を振り返り、4人の息子に囲まれながら第二の人生を歩んでいます。

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